ずいぶん時間がかかったフジミのレクサスHS250hですが、やっと完成しました!!!
今回はお台場MEGAWEBにあった実車を参考にして、前期型から後期型に改造しました。


(拡大します)
後期型の特徴は糸巻き台形型の"スピンドルグリル"です。
これを再現するために、切って貼って盛ってを繰り返して形を作りました。


そのスピンドルグリルを目立たせるのには取り囲むメッキ部分の輝きが重要だと思っていたのですが、クレオスの「メッキシルバーNEXT」がなかなかいい仕事をしてくれました。

ボディーカラーは実車にイメージのない濃い青のパールを選んでしまって心配だったのですが、出来上がると悪くはないと思います。


IS350のものを改造して複製したホイールですが、軸が傾いてしまったので、回転させると明後日の方を向いてしまいます。なのでこの状態から動かせません;。
ここらへんは仕方ないかな。



ピッタリはまるウィンドウは嬉しいのですが、あまりにピッタリすぎてウレタンクリアの厚さを飲み込めないほどで、今回ハメたときに窓枠の塗膜がちょっと割れちゃいました。(ショックすぎてそこのアップは撮っていません;。)
仮組みの時にちゃんと窓枠を広げておけば良かったですね。ここは自分の読みが甘かったです。
内装は、サンルーフのせいなのか光が入ってよく見えるので、手抜きしないでよかったです。



改造するところが多くて、何度も投げ出しそうになったのですが、完成まで持ってこられて嬉しいです。

完成写真をまとめたものは
HPにもあるので、そちらもご覧ください。
次は少し古めのやつを作るつもりです。お楽しみに!!!
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やっぱ暑いっすね(玉汗)。
えらく時間がかかったHS250hの製作ですが、研ぎ出しまで終わってやっと完成に近づいてきました!!
今回は仕上げまでの作業です。
まずは、メッキ部分の塗装です。

現状、メッキ表現で最強はハセガワの「ミラーフィニッシュ」だと思うのですが、今回はメッキ箇所が複雑な形状でこれを貼るのは難しいので諦めました。
で、その他にもメッキ表現に最近は色々な選択肢がありますが、今回使用したのはこちら。↓

クレオスの「メッキシルバーNEXT」です。
効果を発揮させるのには下地を黒にしてピカピカにしておく必要があります。
なので今回はメッキ調にするところはウレタンクリアの前にあらかじめ黒にしておきました。もちろん研ぎ出しをしたのでピカピカです。
で、マスキングをして、エアブラシの圧を弱めにして遠目からフワッと薄く吹きました。↓


フロントグリルと左右の窓枠、左右ドア下のモール部に吹きました。
なかなかうまくいったんじゃないでしょうか!

特にフロントグリルは今回のハイライトなので、うまくいって良かったです。

でも「おー、うまくいった。(なでなで)」なんて擦ってしまうと、すぐに塗料が落ちてしまいます。今回結構やらかしちゃいました;。
重ね塗りも良くないみたいで、やったところは曇っちゃいました...。

前後にあるレクサスのエンブレムは社外品のメタルインレットを貼りました。↓


ハイブリッド車ということで、エンブレムの周りが青色になっているのですが、それは塗装で表現しました。実際よりも明るめの青を使ったのですが、出来てみるといい感じになってくれました。
塗装の順序としては、
マスキングして青→メタルインレットを貼る→マスキングしてつや消し黒
です。
使用した社外品メタルインレットというのはこれです。↓

横浜で行われたホビーフォーラムで何年か前に購入したものです。販売していたのは韓国の業者だったと思います。
こういったものは個人では作れないので重宝しています。
「Japan maker」となっているのに、「COOPER」なんかが混じっているのが面白いですね。↓


ナンバープレートはこんな感じ。↓

これには多少のこだわりがあるのですが、毎回同じなのでそれに関しては次のやつ以降に取っておきます;。
あとは窓をはめ込んで、シャシーと合体させて小物を接着するだけです!
さあいよいよ次回は完成だ!!!
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暑いっすね(大汗)。
内装までが終わったHS250hですが、いい加減ボディーのウレタンクリアも硬化したので研ぎ出しをしていきました。
これが研ぎ出し前です。↓


表面にツヤはあるのですが、うねりがあります。ユズ肌ってやつですかね。
まず、台所洗剤を混ぜた水をつけながら2000番のペーパーで全体を研いでいきました。↓


全体のツヤがなくなるまで磨きました。下地が出ることもなくうまくいきました。

この過程は研ぎ出しの中でも大事なところなので時間をかけてじっくりやりました。
今回はこれだけで4時間(!)かかりました。もうちょっと集中してやれば半分くらいで終わると思うのですが、テレビをつけてリラックスしながらやるのが好きなのでこれくらいの時間になりました。
研ぎ出しの時には「さんま御殿」を見ながらやると決めています。この時のために何週分もHDDレコーダーに録りためておきました。面白いのでリラックスできるし、動きよりもしゃべりがメインなのでプラモから目を離さないでいいのが適していると思います。
このあと、研ぎカスをきれいに洗い流してから、バフレックスとコンパウンドがけをしました。↓


おっ、なかなかいいんじゃないでしょうか!
工程としては、
#2000ペーパー(水研ぎ)
↓
バフレックス (水研ぎ)
↓
スジボリ堂システムコンパウンドStep1,2,3 (リューター)
です。
バフレックスも台所用洗剤を混ぜた水を使いました。
システムコンパウンドは今回もリューターに「マイクロポリッシャー」を付けて磨きました。
ここもまたテレビを見ながらやったので、それぞれの工程に1.5時間ほどかかりました...。
あと、話は前後するのですがリアランプも後期型にするためにちょっといじりました。
実車のリアランプを比較すると、
前期型↓(ウィキペディアより)

後期型↓

と、こんな感じでだいぶ違っています。
塗り分けだけではなくて、造形まで違っちゃってます;。
でもここは一から作る自信がなかったので簡単に済ませちゃいました。↓

元の前期型リアランプのパーツにハセガワの「クリアーレッドフィニッシュ」を貼っただけです;。

カバーをしちゃえば悪くはないと思います;。↓

ここはマスキングと塗装ではなくてクリアーレッドフィニッシュを使ったのですが、今回のようなシャープな表現にはピッタリだと思います。
他にはこのシリーズの「ミラーフィニッシュ」と「つや消し黒フィニッシュ」は手軽で効果的なのでかなり役立っています。
...
いま読んでいるのが、北澤志朗さんの「自動車模型の楽しみ方 エンジニアリングとエモーション」という本です。
”クルマプラモをある程度作っていくとぶつかる壁”というものがあると思うのですが、それに対して北澤さんは悟りを開いておられます。特に『「実車所有妄想モデリング」の落とし穴』、『モチベーションの維持』というのはここ最近悩んでいたところで、大変参考になりました。この本は今後私のバイブルになりそうです。
...
さあ、残るは仕上げの作業です!!
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今回は内装の続きです。
シートの塗り分けまで終わったところで、改めてカタログや実車の写真を見ていると... ↓

後席のシートベルトが気になってきました。白いシートに黒いベルトなので目立つでしょ。
シートベルトの受け部分(バックル)は初めから追加するつもりだったのですが、ベルト部分はオープンカー以外ではいつも省略しているので今回もそのつもりでした。でも今回はどうしても目立つので無視できず、追加することにしました...。

↑この写真はパーツを組み合わせて様子を見たものです。
ベルト部分はマスキングテープを細切りにしたものです。このあと黒く塗りました。金具部分(タングプレート)はジャンクのエッチングパーツを使いました。受け部分(バックル)はプラ棒を黒く塗って、先端を赤で塗ったものです。
あとは細かい部分を塗り分けて、内装の完成です!! ↓


やっぱり後席のシートベルトは追加して良かったです。
ステアリングのエンブレムは社外品のメタルインレットです。
あと、センターコンソールはちょっと新しいやり方を試してみました。↓

いつもはボタン類の白い文字などはエナメルの白を細い筆でちょんちょんと塗っていました。でもこれでは色が薄かったり太くなっちゃったりと難しい作業でした。
新しいやり方というのは、プラの成型色の白を生かして、吹いた黒をケガキ針で削って白い文字を表現するというものです。これだとはっきりとした白になるし、比較的均一な太さになるのでいい感じです!!
このやり方を思い付いたときは「これは発明か!?」と自分ひとりで興奮したけれど、そんなことはないんでしょうね...。
このやり方の欠点は、成型色が白であること限定なこと、塗装が厚くなると削りにくい、修正が面倒...などですかね。
でもこのやり方ならば、やる気になれば文字も描けるかも。
そういえば
86のときも同じようなことをしてました。
おまけ今回も、お台場のメガウェブで撮った写真です。
クイズです。このクルマの車種名は何でしょうか?
ヒント:いまどき、真四角なヘッドランプですね。フェンダーミラーが付いてましたよ。ボディーカラーは「鸞鳳(らんぽう)グロリアスグレーメタリック」(!)だそうです。
...正解は『トヨタ センチュリー』でした!
分かりましたか?

確かセンチュリーはアオシマからキットが出てましたよね。
いつか作るかなぁと思って、写真を撮っておきました。
さあ、次回はボディーの研ぎ出しかな!?
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