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燃える男のクルマプラモ製作!!!

タミヤ、アオシマ、フジミ、その他 1/24クルマのプラモデル製作記録を綴っています

トヨタ86 (タミヤ) その9 ボディーの研ぎ出し

さあ、プロ野球も開幕しましたね。
野球が始まるとそっちに気を取られて、プラモ製作が進まないのがつらいところです。

さて、トヨタ86はボディーの研ぎ出しをしました。
まずは、タミヤのフィニッシングペーパー2000番で、ユズ肌のボディーを研いでいきます

トヨタ86_研ぎ出し 

全体がつや消しになるまで行います。
アップにするとこんな感じ。 ↓


トヨタ86_研ぎ出し 

やり過ぎるとクリア層を超して下地を出してしまうので加減が難しいところです。

そして、コンパウンドがけです。
その前にスジボリ堂の「バフレックス」で研ぎました。
コンパウンドは同じくスジボリ堂の「システムコンパウンド」(STEP1~STEP3)で磨きました。
そのコンパウンドがけには、今回初めて、また同じくスジボリ堂の「マイクロポリッシャー」というリューターに取り付けるスポンジを使ってみました。


トヨタ86_研ぎ出し 

以前から似たようなことは試したことがあって、そのときは軸の側面で磨いていましたが、なかなかうまく行きませんでした。
今回使った「マイクロポリッシャー」は軸の頂点を押しつけるような磨き方で、なるほどと思いました。

使用した感想ですが、あっという間に磨き終わるのでびっくりしました。ただ、今回はメタリックカラーで表面の状態がよく分からないため、評価は保留としておきます。
あと、コンパウンドをつけすぎると飛び散るので、最初は少なめで試した方がいいみたい。


トヨタ86_研ぎ出し 

今回はエッジを出すこともなく、仕上がりました。あまり追い込みすぎるとエッジを出してテンションがた落ちになるんですよね。

そして、ウレタンクリアの前にあらかじめ黒を吹いておいた窓枠にはマスキングをして、半ツヤのクリアーを吹きました。


トヨタ86_窓枠マスキング 

ボディーの裏側はセミグロスブラックを吹いて真っ黒にしてしまいます。弱めにゆっくり吹けばマスキングは不要です。


トヨタ86_ボディー裏側 

次回は小物を接着して、完成かな?

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トヨタ86 (タミヤ) その8 内装の塗装、組立

 今回は、内装の塗装と組立です。

 赤黒の仕様にするので、まずラッカーの赤を吹きました。赤の前にフィニッシャーズのファンデーションピンクを吹いています。
 
トヨタ86_内装(赤) 

 十分乾かしてから、赤の部分にマスキングをして、黒を吹きました。黒はタミヤのアクリルX-1 ブラックです。ラッカーではなく、アクリルというのがポイントです。

トヨタ86_内装(黒)  

 そして、とりあえずマスキングを剥がしました。大きな失敗はないようです。

トヨタ86_内装(赤-黒) 

 シートをアップにするとこんな感じ。↓ ツヤがあります。

トヨタ86_内装_シート  

 そして!! 次はこれ!! ↓

トヨタ86_内装_シート 

 赤のステッチ(縫い目)を再現してみました!!

 やり方は、尖らせた爪楊枝でステッチの部分をこすって、アクリル黒を剥がし、下地の赤を出すというものです。ラッカーとアクリルの塗膜の強さの違いを利用しました。普通、黒の上にいくら赤を塗っても色が出ないですが、このやり方ならば鮮やかな赤が細くても出せます。

 今回はこれがちょっとしたチャレンジでした。プラ板でテストしたときには、けがき針を使って、かなりシャープな赤い線が出せたのですが、実際のプラモでやってみると削りすぎでプラ地を出してしまったりしてなかなかうまくいかず、実は一度やり直しています。色々試して、今回は尖らせた爪楊枝で落ち着きました。エナメルでも試したのですが、濃度調整が難しかったのでエナメルはやめておきました。

トヨタ86_内装_完成 

 削りすぎたところはタッチアップして、最後に、ツヤを整えるためにラッカーのスーパークリアー半光沢を吹きました。

 シートベルトのバックルはプラ棒の先端を赤く塗ったものです。

トヨタ86_内装_完成 

 ステアリング、シフトブーツ、ハンドブレーキもステッチがあるので同じように加工しました。

トヨタ86_内装_完成 

 理想よりも太くてヨレヨレになっちゃいましたが、今回は初めてのチャレンジなのでこんなもんでしょう。

 次は、ボディーの研ぎ出しです。
 

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トヨタ86 (タミヤ) その7

 オープン戦も今日でおしまい。いよいよプロ野球は金曜日に開幕です。楽しみ。

 ウレタンクリアが固まるのを待つあいだ、小物を製作していきます。

 フロントグリルのメッシュ部分は裏から削って開口しました。


トヨタ86_フロントグリル

 CSでやっている、「プラモつくろう CUSTOM」のSP-25でプロモデラーの長江啓一郎さんがやっていたのを真似しました。リューターでガリガリ削って、ペーパーで仕上げたらきれいに開いてくれました。 


トヨタ86_フロントグリル

 エッチングよりも立体的で、なかなかいい感じです。開口前の写真も撮っておけば良かったですね。

 ウィンドウは内側にクリアーグリーンを吹いて薄く色をつけた後、付属のマスクシールで黒の塗り分けをしました。


トヨタ86_ウィンドウ

 このマスクシールは初めから切れ目が入っているのでずいぶん楽でした。大きさも超ピッタリで、ウググッとうならされました。

 実車のホイールは、黒とアルミの地が出ている部分とに塗り分けられているのですが、これをプラモで再現するのにマスキングして塗り分けるのは大変です。

 というわけで、ホイールは、このキットでは定番になっているやり方で塗り分けしました。要はエナメルの黒を吹いて、銀色の部分はシンナーで拭き取るというやり方です。(これも「プラモつくろう...」でやってましたね。)


トヨタ86_ホイール

 銀色の部分はキットのメッキを生かすことにしました。まず、メッキ保護のために缶スプレーのメタルプライマーを吹きます。その上にタミヤのエナメル塗料X-18セミグロスブラックをエアブラシで塗装。乾いたら、エナメルシンナーをつけた綿棒で銀色部分を拭き取りました。加減がよくわからなくて、初めはうまくいかなかったのですが、二つ目、三つ目となるうちにだんだんコツがつかめてきました。拭き取りすぎて失敗したところは、またエナメルX-18を吹いてやり直しました。

 次は、内装です。新しいやり方にチャレンジしましたよ。

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トヨタ86 (タミヤ) その6

 だんだん暖かくなってきましたね。今週末が桜の見頃かな。
 
 だけど、WBCは惜しかったですね。優勝しないと明るい顔が出来ないみたいで選手はかわいそう。ベスト4でも十分凄いのにね。

 さて、いよいよボディーの塗装です。 前後バンパーと、リアバンパー下の黒い部品は塗装前に接着しておきました。ボディーはスジ彫りを深くして、全体にペーパーをかけて足付けをしました。


トヨタ86_ボディー_下塗り
 

 そして、サーフェイサーを吹いた後に下地としてフィニッシャーズのファンデーションクリーム(化粧品じゃないよ)を吹いたのが上の写真です。エンジンフード(ボンネット)はヒンジ部分に持ち手をつけました。

 一日おいて、メタリックオレンジを吹きました。


トヨタ86_ボディー_メタリックオレンジ 

  タミヤ缶スプレーをいったん紙コップに移してエアブラシで吹きました。色味が合わなくなるのが嫌だったので、エンジンフードはボディーに仮止めした状態で吹きました。この色は意外とムラになりやすいので、やっておいて良かったです。

 この段階で、窓枠とリアバンパー下の黒い部分はツヤあり黒で塗っておきました。この段階で塗っておくのは、クリアの厚みで塗り分けが難しくなるのを防ぐためです。この部分は研ぎ出しの後につや消しクリアーを吹くことになります。

 そして、ウレタンクリアを吹きました! ↓


トヨタ86_ボディー_ウレタンクリア 

 
 私が使っているウレタンクリアは、「エコロック ハイパークリヤーS」というやつです。 色々と試した結果、これに落ち着いています。ただ、これをプラモデルに使うのにはいくつかコツがあるのですが、その辺は改めて別の機会に説明したいと思います。


   
トヨタ86_ボディー_ウレタンクリア 

 メタリックオレンジを吹いたときについたホコリを、2000番のペーパーで削り落としたのですが、そのペーパーの跡はきれいに消えてくれました。 ただ、表面はユズ肌なので、研ぎ出しは必要です。


トヨタ86_ボディー_ウレタンクリア 

 ↑ 裏側はこんな感じです。ホイールハウスの目隠しが分かりますかね。


トヨタ86_ボディー_ウレタンクリア

 エンジンフードをボディーから外しました。このとき、ボディーとくっついてしまった箇所があって焦ったのですが、カッターで切り離してなんとかなりました。色がついていないところは、ツヤが不要な箇所なので、メタリックオレンジの吹きっぱなしでいきます。

(...これまでの自分のブログを読み返してみたらクソつまんなかったので、季節感と時事ネタを入れて、写真を多くしました...)

 次は、ウレタンクリアが固まるのを待つあいだに、小物やウィンドウの塗装を行います。

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トヨタ86 (タミヤ) その5

 ホイールハウスに目隠しをつけました。これは、ボディーとタイヤのすきまを斜めから覗いたときに内装が見えてしまったり、反対側の景色が見えてしまうのを防ぐために取り付けます。特に古いキットでは、ここがスカスカなのでやっておくと効果的です。いろんな製作記事を見ても、ここにこだわっている人は全然見かけないのですが、簡単にできるし効果的なのでお勧めの工作です。
トヨタ86_ホイールハウスの目隠し

 やり方は、細切りの薄いプラ板をL字に折り曲げたものをボディー側に並べて接着します。そこにホイールアーチの形に軽く曲げたプラ板を現物合わせで接着。ポリパテかプラリペアで裏打ちして補強します。ここにシャシーを合わせて、干渉する分をカッターで切り取って完成です。実車ではこの部分はボディー色だったりするのですが、粗が見えてほしくないところなので私の場合はツヤ消し黒で塗ってしまいます。
トヨタ86_ホイールハウスの目隠し

 最近のフジミのキットではここが考慮されていて、ホイールハウスがボディーとすきまなく、ぴったり合わさるようになっています。でも、ボディーとシャシーを合体させるときにボディーを左右に大きく広げないといけないので、塗装が割れてしまわないかハラハラさせらるのが難点です。
 タミヤはそれが分かっていて、組み立て優先でそこまでやっていないんだと思います。だけど、フジミの場合も解決策があって、フェラーリF12の場合は、ホイールハウスの部品をシャシー側に接着せず、ボディー側に仮止めしてからシャシーを合体させれば大丈夫でした。(分かりにくいですか?)

 シャシーはいつの間にか完成しちゃいました。
トヨタ86_シャシー完成 

 実は写真はないのですが、シャシーの前にバルクヘッドとホイールハウスの塗装を行いました。この部分はボディー色なので、専用缶スプレーの試し吹きも兼ねていました。ところが…大失敗。垂れてしまってうまく塗れませんでした。何回かやり直したのですが、うまくいかず、ボテッとムラになるばかり。
 久しぶりの缶スプレーだったのですが、エアブラシに慣れてしまうと逆に難しいですね。気温とか下地とか缶スプレーとの距離とか、やり方が悪かったのでしょうか。でも、もう今回はあきらめてエアブラシでやることに切り替えました。失敗した個所はペイントリムーバーで塗装を落とし、缶スプレーを紙コップに向かって吹いて、溜めた塗料をエアブラシに移して吹きました。”缶スプレーで手軽に”なんて考えていたのですが、結局いつもと同じになってしまいました。
 でも、いきなりボディーに吹いて失敗したら悲劇だったので先にやっておいてよかったです。
 
 シャシーは、まずその缶スプレーから中身を出したメタリックオレンジをエアブラシで吹いたものに、マスキングをして銀と黒を塗り分けました。銀はMr.スーパーチタン、黒はMr.セミグロスブラックです。
 前サス部分は0.5mmプラ板を挟んで、ちょっと車高を上げました。

 次はいよいよ、ボディーの塗装です!
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トヨタ86 (タミヤ) その4

 シートの裏側は塞がっていないので、パテ埋めしました。
 プラ板で大まかに埋めて、ポリパテを盛ってすき間を埋めました。

トヨタ86_シート裏側

 キットのエンジンフード裏側はツルリとしているのですが、ちょっと寂しいので凸凹をつけました。

トヨタ86_実車_エンジンフード裏側

 実車(↑)を見てみると、格子状の筋交いがあるので、それを作りました。Excelで簡単な図面を作って現物合わせで印刷したものを型紙としました。ボディーとの接地面に干渉しないよう大きさに気をつけました。それを0.3mm厚プラ板にノリで貼って切り出したものをボンネット裏側に接着。#500サフを筆塗り、スポンジやすりで角を落として完成です。
トヨタ86_エンジンフード裏側

 実車はもっと複雑な形状ですが、雰囲気ということで、何も無いよりはいいんじゃないでしょうか。
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トヨタ86 (タミヤ) その3

 シャシーの中心に穴をあけて、M4ナットを接着しました。これは、ディスプレイケースにボルトで固定するためのものです。

トヨタ86_シャシー_ナット

 この方法を知って、完成したものをどこにどうやって飾っておくかの問題が一気に解決しました。ケースに入れておけばホコリや指紋で汚れることもないし、ケースを統一しておけば並び替えも簡単です。ボルトで固定するので足回りがグラグラでも誤魔化せるというメリットもあります。製作過程にもメリットがあって、ボディーとシャシーを合体させてから仮の土台に固定しておけば、小物の接着の際にボディーをベタベタと触らないで済みます。

 シャシー中心に1個だけなのは、こうすればケース内で向き(角度)を変えることができるからです。真っ直ぐだけではなくて斜めにしたいときもあるので。また、取り付け位置を統一しておけば、ケースを変えても問題ありません。

 ナットはなるべく目立たないように取り付けたいのですが、今回は排気管とプロペラシャフトを分断することになってしまいました。たまに、ちょうどタイコの部分だったり、アンダーカバーがある部分だったりして、うまく隠れることもあるのですが、どうせあまり見えないしと割り切っちゃいました。

 高さをかせぐために内径5mmのプラパイプをかませて、エポキシ接着剤で固定しました。

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トヨタ86 (タミヤ) その2

 ドアハンドルはボディー側にモールドされているのですが、立体感を出すために複製して別部品にすることにします。(アオシマのものは元々別部品になっていることは後で知りました...)
トヨタ86_Mr.シリコン

 まずは型取り。くり抜いた醤油入れでドアハンドル部分を囲って、Mr.シリコンを流し込みました。これを左右で行います。
トヨタ86_型取り

 とりあえず型は取れましたが、奥まった所までシリコンが流れずいまいち。もうちょっと流動性の高いドロドロのやつが欲しいです。
トヨタ86_型取り

 複製にはレジンでもいいのですが、今回は手軽にポリパテでやっちゃいました。破損の可能性も考えて複数個作っておきます。
トヨタ86_複製したドアハンドル

 余計なところを削って出来上がり。軟らかいので削りやすいですが折れやすいので注意が必要です。
トヨタ86_複製したドアハンドル

 型を取ったボディー側は、ニッパーとリューターでドアハンドルを削り取りました。オレンジの油性マジックでしるしをつけておいて、削りすぎないように注意しました。この奥まったところは紙やすりが入らないので、きれいに仕上げるのが難しいです。最後は粗めのコンパウンドを綿棒につけて磨いたのですが、もうちょっといい方法があるといいのだけれど。
トヨタ86_ドアハンドル_ボディー側





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トヨタ86 (タミヤ) その1

 今回は、ちょっと旬に乗り遅れてしまいましたが、タミヤのトヨタ86を作っていこうと思います。他にも同社のBRZと、アオシマの86を買っているので、何か失敗したときはそちらから部品を流用できるかなあという考えもあります。

 ボディーカラーは、キットと同時に発売された缶スプレーの限定色「メタリックオレンジ」にします。結局、この缶スプレーを買ってしまったので、それを使うために86を作り始めました。
トヨタ86 パッケージ

 色は決まっているし、凝った改造も出し尽くされている気がするので、特に何もせず、普通に作ることにします。

 全体を仮組みしました。さすがタミヤの最新作だけあって、スキがありません。パーツ分割、ゲートの入り方は、組み立てやすさ重視でよく練られています。合わせの精度も、ただピッタリというわけではなく、塗膜の厚さも考慮されているように感じられ、感動しました。
トヨタ86 仮組み

 車高は前輪が自分の好みよりもちょっと低いので、少し上げるつもりです。

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はじめまして

 はじめまして。このたび、ブログを始めることにいたしました。
 クルマのプラモ製作を中心に書いていくつもりです。

自己紹介
 名前:七力夕二(ななりき ゆうじ)
 住所:神奈川県
 年齢:70年代生まれ
 HP:http://fire24.web.fc2.com/index.html (今まで作ったものの紹介)
 趣味:プラモデル、サイクリング、野球観戦

クルマのプラモデル製作にあたって
 押入れに1/24スケールのプラモデルが山積みなので、少しずつ作っていきたいと思っています。
 好きなジャンルは、国産のノーマル車です。スポーツカーもミニバンも好き。身近に街で走っているクルマに惹かれます。でも汚れとか使用感がない、モーターショーに飾られるようなピカピカの新車を作るのが理想です。

それでは、よろしくお願いします。