毎月購入していた「Xacar(ザッカー)」が季刊になってしまったということで、代わりに買うものを探しに本屋に行ってきました。外車中心のスタイリッシュなクルマ雑誌はたくさんあったのですが、私が欲しいのは国産車中心でプラモ製作の資料になるようなやつなので、それらはちょっと違います。で、選んだのはダイヤモンド社の「カー・アンド・ドライバー」でした。

乗り比べの特集みたいなのは無いみたいですが、写真が適度にあって記事もごちゃごちゃしていないのでこれにしました。これからじっくり読んで様子を見てみます。
さて今回は、気にしなければいいところですが、やるとやった気になるディテールアップをやりました。
このキットのドアハンドルはボディーにモールドされています。成型の関係上、手を入れる部分の穴が開いていません。別にそのままでもいいんですが...。
実車のドアハンドルはこんな感じです。↓

この部分を再現するのには、キットのモールドを生かして上下から穴を開ければいいのかなと考えたのですが、そうすると
・きれいに穴をあけるのは難しい
・塗装、研ぎ出しの時に邪魔になる
というデメリットがあります。
なので、ドアハンドルは別パーツとしてしまい、塗装後に接着するというのがやっぱりスマートかなと。黒色のデカールを貼ってそれっぽく見せる、というのを試したことがありますがいまいちでした。
と、偉そうなことを言いいましたが、結局先人たちに倣ってドアハンドルの複製をするということです。きれいに切り離してそのまま活かす人もいらっしいますが、自分はうまくいかなかったトラウマ(?)があるので、複製します!
長い前置きはいいとして、早速作業を始めます。
まずは型取りです。左右いっぺんには型取りできないので左側から。醤油入れに穴をあけたものを貼り付けて、型枠とします。↓

アップにするとこんな感じ。↓

ここにシリコンを流し込みます。↓
実は
前回紹介したホイール複製と同時にやっちゃいました。準備など色々と大変なので。

今度は裏返して、右側の型取りです。↓


そして出来上がった型がこちら。↓

こんな小さい部品ならプラ棒から削り出した方が早いんじゃないかとも思うのですが、実際に削り出してみようとしたら面倒だしうまくいかなかったので、やっぱり複製しちゃったほうが確実です。
そして、その型にレジンを流し込んで出来たものがこちら。↓

やっぱりこれを手で削り出すのは大変でしょうね。
ホイール複製と一緒にやったので、それぞれ10個以上作りました。
ボディー側はリューターでモールドされている元のドアハンドルを削り取りました。↓

余分なところを切り取って、サフを吹いたりして形を整えたのがこちら。↓

うまくいったかな。
前回の86のときはポリパテで複製したのですが、今回はホイール複製のついでにやったのでレジンを使いました。ポリパテは折れやすくて気を使ったのですが、レジンはそんなこともなくて加工しやすかったです。でも塗装前には専用のサーフェイサーを吹く必要があるので、面倒ではありますが。
次回はいよいよ、フロントグリルに取りかかりますよ!
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このあいだ、
レクサスLFAが走っているところを見ちゃいました。夜、自転車で走っているところを追い抜かれたのですが、暗くてよく見えなかったけれど音が独特だったので間違いないと思います!
急いで追いかけたけれど、追いつくはずもなく。でもかなり興奮しちゃいました。珍しいクルマを路上で見かけると嬉しいですよね。
そういえばカーグラTVで今さらながらそのLFAが特集されていましたね。スーパーカーを買える人はどんどん買って、市場を盛り上げて欲しいです。
さて、前回はIS350のホイールを改造して、後期型HS250hのホイールを作成しました。
今回は、そのホイールを複製したいと思います。
まずは型取りです。
型取りに使用したのはこちら。↓

信越シリコーンのKE-12というやつです。
今まではGSIクレオスのMr.シリコーンを使用していたのですが、経年劣化なのかババロアぐらいに流動性が悪くて使いづらかったので、新しいものを買いました。今回のものはコーンポタージュぐらいの流動性があるので使いやすかったです。
まずは片面の型取りです。↓

Mr.型取りブロックで作った枠の中に油粘土を敷き詰めて、作成したホイールを押し込みました。型がずれないようにダボもつけています。あ、下にはクリアファイルを敷いています。
そして... ↓

シリコンを流し込みました。実は前出のMr.シリコーンで一度型取りをやったのですが、流動性がないのでうまくシリコンが回りこまず失敗してしまいました。
ですが新しく買ったこちらは大丈夫そうです。

枠から外して、油粘土を剥がすとこんな感じです。
これに離型剤を塗ってシリコンを流し込み、反対側の型をとりました。↓

固まった所を開いてみると...↓

型ができました!
レジン注入用の溝を入れておくのを忘れてましたけど...。
そして、一気に飛びますが...

レジンで複製しました。使用したのは「Mr.キャスト・ノンキシレン」というやつです。
あいだの写真は撮り忘れました。;
撮っている余裕がなかったんです。慣れていないので、涙が出るほど失敗しました。
混合前のレジンをプラの紙コップに入れていたら、それが溶けてしまって机がビシャビシャに...。それを拭き取るのに触った手がガビガビになってしまったりして大変でした。
満足なものがあまりできなかったので、たくさん作りました。
そのなかで出来のいいやつを選んで、バリを取って形を整えました。↓

これにレジン用のサフを吹いて、塗装して完成です。↓

塗装はガイアノーツのEx.ブラックのあとにEx.シルバーを吹いて、Ex.クリアーでコートしました。
実は裏側のポリキャップをはめる軸がヨレヨレに曲がっていたりしているのですが、まあいいでしょう!
あとはちょっとスミ入れをして、消えてしまった真ん中のレクサスマークは、社外品のメタルインレットを貼る予定です。
ホイールの複製は
前にもやったことがあるのですが、なかなかうまくいきませんね。でも経験になるし、やっていくうちに次はこうしようというアイデアも出てくるので、どんどんやっていきたいと思います。
次は、ホイール複製と同時にやっていた、ドアハンドルの複製をやります!
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クルマ雑誌の「XaCAR(ザッカー)」が季刊になっちゃうみたいですね。毎月楽しみにしていたのに残念です。
私は今まで「XaCAR」と「オートカージャパン」の2冊を毎月購読していました。XaCARは国産車寄りで、オートカージャパンは輸入車寄りということでバランスがよかったのですが、XaCARが無くなったら次は何を買えばいいんだろう?
クルマ雑誌は乗るためではなくて、プラモの資料として買っているので、カラー写真が多いやつがいいんです。さあどうしよう...。
それはまあいいとして、HS250hを作っていきましょう。
大物のフロントグリルは後回しにして、まずは後期型ホイールの作成に取りかかりたいと思います。
キットに付属しているホイールがこちら。↓

まあまあ凝った意匠ですが、ダサさは否めません。
後期型にも似たような意匠のものがありますが、今回はこのタイプにしたいと思います。↓

後期型のカタログの写真です。キット付属のものとは全然違います。スポークが都合15本あって、星形のあいだに2本スポークが伸びているような感じ。こちらも単純な形状ではありません。
押入れの積みプラモを調べてみても、このまま流用できそうなものはありませんでした。
しかし!その星形を省いて見てみると、2列5本のもののように見えます。
ということで、灯台もと暗しで、IS350のホイールを改造すれば行けそうな気がします。↓

↑これがIS350のホイールです。ここにスポークを増やせば、いい感じに行きそうです。
まずは、キッチンハイターでメッキを落として... ↓

つまり、こういうことです。↓

プラ棒を削って、あいだに差し込むスポークを作りました。これを5本差しこめばいいわけです。

単純な形状ですが、これを同じ寸法で5個作るのはけっこう大変なので複製することにしました。単純だからこそ、粗が見えやすいところなので。
では、わざわざ面倒ですが作った小さいパーツを複製します。穴を開けた醤油入れにパーツを貼り付けて...↓

シリコンを流し込んで型取りしました。

今回、複製する材料には手軽なプラリペア(黒)を使いました。↓

余分な部分を削って、IS350のホイールに差し込んでみます。↓

おおっ! なかなかいいんじゃないでしょうか。こういうことなんですよ!
意外とうまく行きましたね。
ラッカーパテで隙間を埋めて... ↓

盛って、削って、サフを吹いて… を繰り返して、

こんな感じになりました!
やれば出来るもんですね。とは言っても、実際は結構な時間がかかっているんですが(汗)。
次回は、これをさらに複製しますよ!
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世間はAKB総選挙に注目していたのかな。たかが...と思っていたけれど、ミーハーなのでいざ始まると気になってしまいました。プロ野球中継が終わってから気付いてチャンネルを変えたら、ちょうど1位のインタビューでした。
そういえば、ずっと前にAKBメンバーが東京ドームのジャイアンツ戦で始球式をやっていました。そのときメンバーがつけていた背番号がみんな48番だったので、みんな矢野選手のファンなのかなと思ったのですが、よく考えたらAKB
48の48だったんですね。当たり前かっ!?
・・・ということで、先日行われたKPM(クルマプラモ)総選挙で次に作るキットが選ばれたので(?)早速箱を開けてみましょう。

最近のフジミの定番なのか、シート下部はバスタブと一体になっています。
これだとシートの交換ができないし、塗装の塗り分けもしにくいし、いいとこなしです。
まあ、完成するとどうせ目立たない箇所なのでまあいいか...。

ウィンドウ内側塗り分けのためのマスキングシールが付属しているのは嬉しいポイント。
初めから切り目が入っていればなおよしですが、これでも十分です。(→すいません、切り目は入っていました; 2013/8/25修正)
レクサスのエンブレムはデカールだけで、エッチングパーツやメタルインレットは付属していないので、社外品のメタルインレットを使うつもりです。
とりあえず全体を仮組みしました。↓


全体のバランスは特に問題なさそうです。
ウィンドウや前後ランプカバーのクリアパーツは合わせがバッチリだったので安心しました。ここがずれていると修正が面倒なんですよね。
よく分からないのが、実車はFFなのにキットのタイヤは前後の幅が違っています。もちろん実車の前後タイヤ幅は一緒です。他キットの流用か何かの影響か?...と考えて、押し入れにあったIS350のキットを確かめてみたら、これと同じタイヤを使っていました。やっぱり。でも他にやりようがなかったのか、腑に落ちません。
でも今回は後期型に改造するにあたり、ホイールを替えるつもりなので気にしないことにします。
キットの前期型フロントグリルも悪くないし、ここから後期型に改造するのは大変そうなので、このままいじらずに進めちゃおうかなとも考えましたが、そんなこと言わずに頑張ります!
さしこ、おめでとう!
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前回作成したトヨタ86からずいぶん間があいてしまいました。
トヨタ86はほぼストレート組みだったので、次はちょっと改造もしようということで色々と悩んでいて時間がかかってしまいました。
ということで、今回作るのはフジミのレクサスHS250hです。↓

こちらが実車のカタログです。↓

一見して分かるとおり、キットは前期型ですが、カタログはスピンドルグリルになった後期型です。これに挑戦したいと思います!
この特徴的なフロントグリルをどうやって再現するか...。(汗)
でも、改造は大変そうだけれど、やったことが分かりやすいところなので、ある程度それっぽく見えればいいんじゃないかとも考えられます。
ものすごい苦労して改造しても、地味すぎて誰も気づいてくれないということもよくあるので。
まずは資料集めということで、実車を見るためにお台場のMEGAWEB(メガウェブ)に行って写真を撮ってきました。
何回か前に載せたピンククラウンの写真もこの時に撮ったものです。




スピンドルグリルのふちどりはメッキになっているんですね。上段の桟はただの板を重ねただけではなくて、両サイドは段がついて太くなっています。ボンネット折れ目のラインからつながっていたりして、意外と凝った作りになっています。大変だなー。


この実車の内装は、『ブラック&エクリュ』のなかなか格好いい白っぽいやつでした。作るときは内装の造形に手を加えたりしないと思うのですが、色はこれにしたいと考えています。
...と、大きな改造はあまりやってこなかったので出来上がる気がしないですが、頑張って作っていきたいと思います!
おまけ

HS250hの隣に展示してあったLS460です。一段高い所にありましたよ。こちらは後期型へのマイナー(メジャー)チェンジで同じくスピンドルグリルになったのですが、それ以外の箇所もだいぶ変更されているので、キットが出ている前期/中期型からの改造は大変そうです。内装もだいぶ変わったんですよね。
ディーラーの展示車だと買いもしないクルマをじっくり乗ったり眺めたりはやりにくいと思うのですが、お台場のMEGAWEBはそんな気兼ねなくゆっくり見ることができるので嬉しい限りです。
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