
さて、アオシマの『クラウン ロイヤル』を改造して『クラウン マジェスタ』を作りたいのですが、ノーマルのロイヤルも同時に作っていこうと思っています。

で、まずはロイヤルです!


↑ 全体を仮組みしました!

仮組みといっても、もう前後のバンパーは接着して、足まわりは固めちゃってます。
足まわりはちょっと難儀しました。


↑ その足まわりはこんな感じ。
このキットの足まわりは、スプリングを組み込んでネジ止めし、そのネジを締めたり緩めたりすることで車高やキャンバー角を変えられるという凝ったものです。でもどうせハの字にはしないし、作っている最中にグラグラと動くのはイヤなので、Mr.SSP(瞬間接着パテ)で固定してしまいました。


↑ あと気になったのは、ここです。

ボディーの左側の裾(すそ)が広がっていて、シャシーと密着していません。グイグイと力を入れてボディーを曲げようとしたんですがダメでした。

↑ なので、ひと工夫!

コの字に曲げた針金を引っ掛けて、ボディーとシャシーが密着するようにしました。針金はゼムクリップを切って曲げたものです。
以前、HS250hを作った時は、もっと凝った方法で同じようなことをしていました。今回もそうしようと思ったのですが、スペースの関係上それが出来なかったので、こんなやり方になりました。むき出しの針金はあとで目立たない色に塗っておきましょう!





さて、ノーマル仕様のロイヤルを先に作ることで、キットの特徴が分かってきたので、メインであるマジェスタにも取りかかります!

マジェスタはロイヤルよりも全長が75㎜伸びていて、それは全部後席のスペース拡大に充てられています。

ホイールベースの比較

ロイヤル:2850㎜
マジェスタ:2925㎜
ということで、それを再現したいのですが、プラモは1/24スケールなので、計算すると

75㎜ ÷ 24 ≒ 3㎜
なので、3㎜ほど伸ばすことにしました。で、どうするかというと...

↑ ボディーを二つ用意して、Bピラー後ろあたりに3㎜幅に切ったマスキングテープをそれぞれ同じ箇所に貼りました。ここを目安に前方、もう片方は後方をカットして...


↑ 長く残したほう同士をガッチャンコ!


(左:ロイヤル 右:マジェスタ)
↑ ノーマルで作っているロイヤルのボディーと比べるとこんな感じ。

3㎜伸ばしたんですが、違いがよく分からない!?...うぐぐ...。

まあ、明らかに違っていたら逆におかしいということで...。

わざわざボディー(キット)を二つ使うとかせずに、前後にカットした間をパテなどで埋めて伸ばすという方法もあったかと思います。でもそうすると、ゆがみとかズレが起きそうだったので、ニコイチで伸ばす今回のやり方を選びました。

ちょっともったいない気もしたけれど、キットは3個も買ってあるし、いろいろ修正する手間とかを考えるとこれでよかったと思います。きれいに繋がったしね。残ったボディーとパーツは今後、有意義に使いましょう!


↑ シャシーも同じようにガッチャンコして3㎜伸ばしましたよ。



↑ ウィンドウを伸ばすのはどうやったらいいのか悩んだのですが、リアだけ切り離して合わせてみたら違和感なかったので、それで済ませちゃいました。透明プラ板に置き換えとかは面倒だなぁと思っていたので、これはラッキーでした。





実は切断前にキット(ロイヤル)のホイールベースを測ったら122.5㎜でした。これを24倍して実スケール換算すると2940㎜となります。ということは2925㎜のマジェスタよりもすでに長い!

なので厳密に考えると、3㎜伸ばしてマジェスタを作るよりも、3㎜縮めてロイヤルを作るほうが正しいということになります(!)。このことに気付いちゃった時は、どうしたもんかなぁとしばらく悩んだのですが、『そのまま作ったロイヤル』に対して『改造したマジェスタ』ということでいいんじゃね?という結論を出しました。まあ、3㎜縮めてロイヤルを作るとなると、どこでバランスを取ればいいのか難しそうだし...。

このキットはずっと前からシャシーを流用しているものなので、こんなことが起こっちゃうのかもしれませんねー。元々はセルシオ用だったとかなのかも?





まだまだかかりそうかな。

今回はここまで!

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