タミヤのアルシオーネ、完成写真です!



(拡大します)
今回は、「スバル アルシオーネ」を「ジュンコシマダ仕様」で作成しました。そんなショーカーがあったと資料の片隅に小さく載っていた記事を見つけて作り出すことに。

黒く塗って、内装を少し変えれば出来上がり!?と思っていたのですが、実はそれだけではありませんでした。実車は1987年7月にマイナーチェンジで後期型になっており、このジュンコシマダ仕様も後期型だったようなので、前期型のキットを後期型に地味に改造しています。

フロントではグリルの形状を少し変更し、スポイラーにはポリパテを盛り付けて、フォグランプを追加しました。

リアはコンビネーションランプ部に移ったバンパーのバックランプ部を埋め、ナンバープレートが入る部分の幅を狭くしました。



ソファーのような革張りシートですが、こちらはキットのシートにタミヤのエポキシパテを盛って作っていきました。とりあえず作ってみたやつはいまいちだったので、削り落としてもう一度エポキシパテを盛って作り直しました。ウィンドウが大きいクルマだから室内が意外とよく見えるので、やり直してよかったみたい。



キットでは前後のスバルのマークはボディにモールドされていたのですが、それを塗り分けるのは大変そうだったので、MDプリンターで印刷した自作デカールに置き換えました。リアの白いステッカーも同じくMDプリンターです。

でも実車のリアはグレード名などのステッカーは無くて、スバルのマークだけだったとのこと。これは当時の実車を見た方からコメントを頂いて判明したのですが、もう後の祭り...。作る前にネットを探したけれど、リアの写真が見つからなかったから想像でやっちゃったんですが、まあいいや。何もないと寂しいし、ってことで。
合わせて、ランプ類はスモーク処理されていたとのことですが、こちらもスルーしちゃいました。全部暗くしちゃうとプラモ映えしないような気もしたし...。



リトラクタブルヘッドライトは可動するようになっていましたが、閉じた状態で固定しちゃいました。

スバルのマークが入ったホイールキャップは、プラ板を丸く切り出して作成。車高は1ミリくらい落としています。前後とも金属シャフトで左右を繋げるタイプの車軸だったので加工は簡単でした。前輪が首振りしないのは寂しいけれど。



なんか、もうちょっとやりようがあったかなぁと思える箇所も多々あるのですが、それは毎度のことなので仕方なし!
HPにも完成写真を載せましたので、そちらもご覧ください。

それではまた!
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『ジュンコシマダ仕様』のアルシオーネはラストスパート、完成直前まで一気に行きます!


↑ ウィンドウのクリアパーツは、ちょっとゆがんでいる気がしたので磨き直すことにしました。

リアの熱線のモールドがあるところは磨けないので、そこはマスキングをしてから全体がすりガラス状になるまで2000番のペーパーで磨いて...

↑ コンパウンドで磨いてきれいになりました!

ゆがみは取れたのかな!?

↑ そしたらこんなふうにマスキング。

キットにはマスキングシールが付いていなかったので、マスキングはかなり面倒でした。塗り分け部分を水性ペンでなぞった上にマスキングテープを貼ってそれを写し取り、カッティングマットに貼り直してからそれを切り抜いて同じところに貼り直す、みたいな感じ。(分かりづらい!?)
これって結構な手間だから、再販キットにマスキングシールが追加されていると凄く嬉しいんですよねー。


↑ セミグロスブラックを吹いて塗り分け完了!

なんだか曲がっちゃったところもある気がするけれど、まあいいや。

↑ バックミラーはこの時期のタミヤらしく(他のメーカーもそうだったかも)、そっけないT字型のものだったので、ステー部分を針金に置き換えてみました。


↑ リアのコンビネーションランプは表側からクリアレッドとクリアオレンジを吹いて塗り分け。後期型ではここにバックランプがあるので、忘れずにマスキングしてそれっぽくしておきました。「SUBARU」のロゴは自作デカールです。

そして、奥行きが出なくなっちゃうけれど、裏側からシルバーを吹いてしまいました。

↑ ボディに吹いたウレタンクリアは十分に硬化したみたいなので、研ぎ出し開始!

全体のツヤがなくなるまで2000番のペーパーで磨いていきました。

↑ バフレックス→システムコンパウンドStep1~3で磨いて研ぎ出し終了!

...でも、勢い余って下地を出してしまった箇所が多数あり。ムムム。

黒の場合は研ぎ出しの効果が分かりやすいぶん、ついやりすぎちゃうんですよねー。っていうか、やらないと荒れたままになるので仕方ないんですが。

↑ このあと、窓枠部分などにつや消しクリアを吹きました。
下地を出してしまった部分はタッチアップしたので、ほぼ分からなくなってくれたみたい。ほっ。


↑ いろいろやって、上下を合体!

あとはドアミラー、リアワイパーなどを接着すれば完成ですね。

今回はここまで。次回は完成写真です!
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ボディに吹いたウレタンクリアが硬化するのを待つあいだ、その他のところを進めましょう。今回は足回りです!

↑ いつものように、シャシーの中心部にディスプレイケース固定用のM4ナット(プラ製)を取り付けました。ナットは金属製のものよりも、プラ製のほうが吉。


↑ 少し塗り分けをして、シャシーが完成!

前後輪とも左右をシャフトで繋ぐだけなのでシンプルな作りですねー。
完成後でも中のホコリが取れるように、助手席足元あたりに穴を開けておきました。通常は黒いスポンジでふさいでおきますよ。

(『80年代国産車のすべて』より)
↑ さて、『ジュンコシマダ仕様』のホイールは専用の黒いホイールキャップが付くようです。ホイール全体をカバーして、中央にはスバルのマークがあるみたい。


↑ ということで、0.5mm厚のプラ板を丸く切り出して、中央部が膨らんだ形のものを4つ作りました。電動ドリルに挟んで回転させて、荒目のペーパーで削って整形していきました。


↑ ホイールキャップにあるミゾは、その大きさに切りだしたプラ板を瞬着で貼って、ケガキ針でスジ彫りを入れて再現しました。

この写真ではちょっと分かりづらいかな...。

↑ で、中心の穴をふさいでから黒を吹いて自作デカールを貼り、ウレタンクリアを吹きました!

こちらはボディの塗装と一緒にやっていましたよ。
あと、フロントのエンブレムも同じように作っておきました。


↑ キットのホイールにかぶせたら出来上がり!

どうでしょう、いいアクセントになってくれるかな!?
今回はここまで。次回は赤い内装に取り掛かります!
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