フジミの7代目クラウン、完成写真です!



(拡大します)
『いつかはクラウン』のコピーで有名な7代目S120系は、自分の中で一番思い入れがあるクラウンです。当時、毎日通るところにとまっていて、贅沢な3ナンバーサイズで白いボディカラーが印象的でした。

でもこのキット、他の人の完成品を見る限り、かなりの難キットだと想像していたのですが、実際に想像以上の難キットでした。ホイールの取り付け方が独特だったり、フロントグリルの形状が違っていたり、クリアパーツの合いが悪かったり...。もう普通に完成させるだけでも価値があると思ったので、当時の実車の印象のまま、古本で購入したカタログと見比べながら、"どノーマル"で作成しました。



フロントグリル、キットではヘッドランプのあいだの7個の箱が独立していなかった(つながっていた)ので独立させています。その裏側はエッチングのメッシュに置き換えました。

ヘッドランプ部分はスカスカだったのでエポキシパテで埋めてから成形しました。


実車のホイールアーチの縁(ふち)には銀メッキのモールがあるのですが、キットではバンパー側にそれがなかったのでシアノンを盛って追加しています。
足回り、ホイールはポリキャップ式に改修し、車軸の前後方向のズレを直して、車高は少し落としました。

ホイールのボルト・ナットのところは、ハイキューパーツの『EZガンマズル S1.5mm』とアドラーズネスト『リベットヘッドL』を組み合わせたものです。細かいところですが、精密感が出てくれた気がします。



内装はおかしなスキマが出来ないように、シャシー側ではなくボディー側に接着するようにしました。前後ともにシートベルトを追加していますが、よく見えないかな!?

前後と窓枠、ホイールアーチの縁(ふち)のメッキ部分はAMCスーパーミラーⅡでメッキ調塗装しました。前後バンパーと左右のモールはハセガワのミラーフィニッシュを細切りしたものを貼っています。

エンブレム類はプラ板にデカールを貼って厚みを出してみたのですが、やり過ぎだったかも。


と、かなりエネルギーを使った割に、出来上がったのは「どノーマル」というのは寂しい気もしますが、仕方ないです...。メッキ部品の表現とか、うまくいかなかったところも多く、今後の課題です。
HPにも完成写真を載せましたので、そちらもご覧ください。

それではまた!
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いつまでたってもなかなか進まなかったS120系クラウン、やっとゴールが見えてきてラストスパートです!


↑ ボディの研ぎ出しを始めました!

まず、全体を2000番のペーパーでツヤがなくなるまで磨いていきましたよ。

↑ バフレックス→システムコンパウンド1→2→3で研ぎ出しおしまい!

画面でも分かりにくいですが、実際でも白だと表面状態が分かりにくくて、そこまで追い込まずに終わらせてしまいました。だから近くでよく見るとイマイチな仕上がり...。
アルシオーネのときは黒でキズが目立つのでかなりしつこくやったんですが。

↑ 左右のドアにサイドモールを接着!

この部品、実は重要で、これが付くことで5ナンバー(1690mm)から3ナンバー(1720mm)に幅が広くなっているんですよ。5ナンバーのものにもサイドモールはあるのですが、その場合は少し上のミゾの部分に付くようになり1700mmを超えないようになっているんです!

このからくり、このプラモを作るために穴が空くほどカタログを見続けていて今さら気づきました。だから3ナンバーも5ナンバーも、室内の幅は変わらないってことなんですよねー。
ここと、前後バンパーにはハセガワのミラーフィニッシュを細切りにして貼りました。


↑ そして、前後と窓枠、ドアハンドルにメッキ調塗装!

使ったのは
全面メッキ調ヴェルファイアを作ったときと同じ「AMCスーパーミラーⅡ」です。塗膜は強いほうだと思うのですが、やっぱり何度も触ると落ちてしまうので、このあとタッチアップが必要でした。

↑ フロントグリルに取り付ける
エッチングのメッシュは、こんな感じで塗り分け。


↑ 内装部品はボディー側に接着するように変更しました。仮組みのときに念入りに擦り合わせしておいたので、変なスキマはできませんでした。


↑ リアシートもボディー側に。


↑ フロントスポイラーが無いことに気づいて、慌てて作成!

キットのエアロパーツの一部を切り取って作りました。
フロントスポイラーは注文装備だったみたいで、カタログには付いているものと無いものの写真がありました。

↑ ボディにシャシーを合体させてから足回りを最終調整。
ホイールをポリキャップ式にしたので、軸となる2.0mm径の真ちゅう線をシャシー側に接着しました。キットのままだとズレがあったので、バランスを見ながら少し位置を変えて接着しました。

あっ、ホイールアーチの縁(ふち)はまだメッキ調塗装をしていません。ここはベタベタ何度も触るところなので、最後にやりました。

↑ クリアパーツを接着しホイールをはめて、やっと全体が見えました!

あとはエンブレム類やドアミラーの接着が残っています。
いつかは出来るね!

次回は完成写真です!!
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今回は残っていた小物類です!


↑ キットのドアミラーはこんな感じで、立体感が乏しくてイマイチ。


↑ なので、三角プラ棒とシアノンで少し厚みを出して、スジ彫りも追加しました。(色が白だと分かりづらいですね...。)


↑ ウィンドウはこんな感じ。

前後を切り離して、左右は透明プラ板に置き換え。クリアブラウンを内側からそれぞれ吹いて、ブロンズガラスを表現しました。やり過ぎると内装が見えなくなっちゃうので、かなり薄めて吹いたんだけど、薄すぎたかっ!?

↑ キット付属のデカールには車名のナンバープレートがなかったので、レザープリンターで印刷しました。あと、ホイールの中心部分には王冠マークがありますが、それもなかったので、こちらも一緒に印刷しました。


↑ そして、ホイールはこうなりました!

真ん中には金色を吹いてから先ほど作成したデカールを貼っています。
ボルト・ナットのところは、ハイキューパーツの『EZガンマズル S1.5mm』とアドラーズネスト『リベットヘッドL』を組み合わせたものです。この部分、本当は六角形なんですけどねー。でもそれっぽく見えないこともないし、精密感は出たのでは!?


↑ シャシーはこんな感じで黒一色にしました。

エンジンは見えるところだけ作って、こちらも黒く塗っちゃいました。エンジンは苦手なので今回は作らずにスルー。いつかじっくり取り組んでみたいんですけどねー。


↑ クリアパーツはこうなりました!
ヘッドランプ以外は裏側からシルバーを吹きました。
S120系の特徴であるCピラーの『クリスタル・ピラー』はクリアパーツになっていますよ。

苦戦しているけど、進んではいる!!

ということで、今回はここまで!
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