スッタモンダがありましたが、キットが決まったので、まずは仮組みです!


↑ 全体を仮組みするとこんな感じ。合わせとかは特に問題なさそうでよかったです。この時点でおかしいことになっていると、余計なところにエネルギーを使わないといけないんですよねー。


↑ ボディとシャシーの合わせですが、シャシー側にあるホイールアーチ内側のカバーが当たってしまって、合体するときにボディを少し広げないといけませんでした。改造・塗装後にボディを広げると"ピキッ"とどこか割れてしまいそうなので、この部分はカットしておきました。その代わり、ボディ側に目隠しのカバーをつける予定です。


↑ それではさっそく製作開始!

『フューチャリスタ』では後席ドアが塞がれているので、シアノンでその部分のスジ彫りを埋めてしまいました。もちろん後席のドアハンドルも無いのでこちらもシアノンで。


↑ 『フューチャリスタ』ではボンネット(エンジンフード)の分割位置が変わってフロントフェンダー上部まで一体化されるので、こちらもシアノンで元あったところのスジ彫りを埋めました。


↑ ボディの裏側ですが、スジ彫り部分にシアノンを盛って補強しました。肉厚が薄そうだからスジ彫りを深くしたら貫通してしまいそうな気がしたので。でもこれはあまり意味なかったかも。赤いプラの色のせいで肉厚が薄く見えただけで、意外と肉厚はあるみたい。


↑ サイドスカートがあるようなので、そこはタミヤの三角プラ棒を組み合わせて再現しようと思います。こちらもスキマはシアノンで埋めました。


↑ ドア上の雨ドイ(?)は無くなっているので削り落としておきました。でもそうするとドアとルーフの間が間延びしておかしな感じに。で、実車の写真を見ると、この部分は角を落として処理しているみたい。


↑ ということで、裏側をシアノンで補強してから荒目のヤスリでガリガリ削って角を落としました。これで不自然さはだいぶ解消されました。


↑ ボンネット先端にはスジ彫りを追加します。先端部分はカーボン柄になりますよ。


↑ フロントバンパーとフロントフェンダーは少しボリュームアップが必要なので、こちらもシアノンを盛り付け。

シアノンはすぐに硬化してくれるのでどんどん工作が進んでいい感じ。
ちょっと前までは「瞬間クリアパテR」をよく使っていたのですが、シアノンは白い色が付いているのと、安価なのがアドバンテージなのかな。ただ、混ぜるパウダーを多く入れすぎると削ったときに空洞が出てきがちというのはあるんですけどね。

やること多いなー。

今回はここまで!
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前に作ったやつからだいぶ間があいてしまいましたが、次に作るやつが決まりました!

それは...

(AUTOCAR JAPANから転載)
↑ 『ランチア デルタ フューチャリスタ』です!

(リンク
AUTOCAR JAPAN)

(リンク
autoblog)
『ランチア・デルタ・フューチャリスタ』はイタリアのアウトモビリ・アモス社がオリジナルのランチア・デルタ・インテグラーレをいったん分解してコンバージョンキットを装着して各部を強化したもので、限定20台(15台?)のみ、価格は30万ユーロ(約3,860万円)!
ボディカラーはダークグリーン、フロントグリルとバンパーはカーボン柄になっています。後席ドアが塞がれているのが面白いですね。ホイール・タイヤは現代風にだいぶ大きくなっています。

詳しいことは上記にあるリンク先の記事をご覧になってくださいね。

古いクルマを再生するのは『モチーフ』(ミニ、ビートル)とか『再生産』(
ジャガーDタイプ)とか『レストア』などがありますが、この場合は『リメイク』といった感じでしょうか。『チューンナップ』とか『カスタマイズ』とは違う印象で、いいラインなのでは!?


↑ ということでこちら、ハセガワの『ランチア デルタ HF インテグラーレ 16v』を改造して作っていきたいと思います!

最近再販されていましたが、このキットはだいぶ前に買ったままずっとしまってあったやつです。
実車のデルタ インテグラーレのことはあまり詳しくないのですが、ラリーに出ていた影響で当時は日本でも人気が高くて、販売終了間際に限定車を連発していたような記憶があります。


↑ で、キットのボディとネットにある『ランチア・デルタ・フューチャリスタ』の資料写真と見比べてみました。そうすると、ボンネットふくらみの形状とか、フロントフェンダーの形状とか、けっこう違っているみたい。うーん、意外とやることが多くて大変そう...。


(モデルカーズ誌270号)
↑ そんな中、モデルカーズ誌270号では「4WDスポーツ」が特集されていて、このキットがちょうど取り上げられていました。
それによると、キットをそのまま組み立てると違和感があるとか。それを解消するため「B、Cピラーの角度及びルーフラインの修正」「フロントグリル形状の修正」…などを行っていました。確かに違和感なくカッコよく仕上がっているので、その修正の効果があったのでしょう。ムムム、じゃあ、自分もそれをやったほうがいいのかな...。やることが増えてしまってメンドクサイナ...。

(モデルカーズ誌270号)
↑ ...と、どうしようかなぁ、やっぱやめとこうかなぁ、と迷いながらペラペラとそのモデルカーズ誌をめくっていたら、こんな写真を発見!

こちらは『ランチア デルタ インテグラーレ エボルツィオーネⅡ』の1/18ミニカーでした。あれれ、ボンネットふくらみの形状もフロントフェンダーの形状も『ランチア・デルタ・フューチャリスタ』とそっくり!

そっかぁ、『ランチア デルタ インテグラーレ ○○○○』って、外観は全部同じだと思っていたのですが、仕様によっていろいろ変わっていたんですね。じゃあ、こっち仕様のプラモは無いのだろうか?と探してみたら...

↑ あった!ハセガワの『ランチア デルタ HF インテグラーレ "エボルツィオーネ"』!
少し迷ったけれど、ネットでポチッと追加購入。


↑ 2つのキットのボディ比較がこちら。
左:ランチア デルタ HF インテグラーレ "エボルツィオーネ"
右:ランチア デルタ HF インテグラーレ 16v
ボンネットふくらみの形状が違っているのがわかるでしょうか。フロントフェンダーの形状もだいぶ違います。
"エボルツィオーネ"はルーフ後端が絞り込まれていて、モデルカーズ誌で指摘されていた箇所も対策済み!


↑ 『~16v』では一体成型されていたフロントグリルですが、『~"エボルツィオーネ"』では別体となっていていて、モデルカーズ誌指摘箇所は問題なさそうです。

同じクルマのバリエーションでもキットのボディは完全に別のものにしていたんですね。内装とシャシーはほぼ流用みたいですが。
よっしゃー、だいぶ手間がはぶけたぜ、じゃあ、こっちを使って取り掛かることにしよう!!

積みプラモを減らすいいネタが見つかったと思ったのに、結局別のキットを買ってしまって減らすことは出来ませんでした。なんだかなぁ...。まあ、いいか!
今回はここまで!
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