ボディに吹いたクリアが落ち着くまで、他のところを進めましょう。

今回は足回り、ホイールの作成です!


(プリメーラの広告写真より)
↑ こちらは実車のホイールです。ボルトが見えないから、ホイールキャップでしょうか。他にもアルミが2種類あったみたいですが、このタイプが一番カッコいいので、これで行きましょう!


↑ で、こちらは元キット、SAIのホイールです。でも先程のプリメーラのものとは違っています。(当たり前だけど)
他にも手持ちのジャンクパーツや、積みキットなどを色々探したのですが流用できるものが見つからなかったので、
お得意の(?)3Dプリントで作ることにしましょう!

ホイールのリムと、タイヤはSAIのものを使うので、このホイールの外径などを測っておきましたよ。


↑ ということで、3D CADでデータを作成!

例によって、難しいやり方はよく分からないので「円柱」「角柱」「球」の基本図形を足したり引いたりして力ずくで作成しました。
前述の通り、リム部分はキットのものを使うことにして、材料費を節約しています。


↑ ネットで注文して、5日後に届きました!

価格は三千円弱でした。素材は『安い方のアクリル』です。これまで使っていた『高い方のアクリル』素材よりも千円ほど安く済みましたが、仕上がりはそんなに変わらない気がします。


↑ 半透明で形状が分かりにくかったので、サフ(ガイアのサーフェイサーエヴォ)を吹いてみました。
まあ、大体イメージ通りかな!?

↑ 積層痕(?)が多少あったので、ペーパーをかけてからサフをもう一度吹きました。ペーパーをかけすぎたりサフを吹きすぎると、せっかくの細かいモールドが消えてしまうので、やりすぎないところでやめておきました。


↑ SAIのホイールは、超音波カッターでディスク部分とリム部分とに切り離しました。


↑ そのリムに、3Dプリントしたホイールのディスク部分を接着!

接着に使ったのはシアノンの原液です。硬化が遅めの瞬間接着剤として利用しました。

↑ シャシーはこんな感じで塗り分け・組み立て。資料も無いし見えないところなので、SAIのシャシーのまま特にいじっていません。


↑ そしたら、ボディとシャシーにホイールとタイヤを合わせて、バランスを見てみました。

...おおっ、なかなかいいんじゃないっすか!?


予定外の再塗装でテンションがだいぶダウンしていましたが、これでテンションがアップしてきました!
ここまで来たら、絶対に完成させないといけないですねー。

今回はここまで!
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ボディ関連のものはだいたい作ったので、やっと塗装に進めます!


↑ いろいろ作り込んで、あともう少し。


↑ またサフを吹いて、見つかったキズなどにマークを付けました。たくさん見つかったけれど、小さいキズばかりです。

↑ ひとつひとつ修正して、スポンジヤスリで全体に足付けしました。


↑ 最後のサフを吹きました!

もう直すところはなさそうかな!?

↑ ということで、ボディに金を吹きました!

使ったのはクレオスの「スーパーゴールド」です。「新型プリメーラのすべて」表紙や、カタログのメインで使われている色「シリカブレス<#EY0>」をイメージして、この色にしました。でもちょっと色味が濃かったかなぁとか思ったり。

↑ 全体にラッカーのクリアを薄めに吹いたあと、窓枠などに黒を吹きました。このあとのウレタンクリアで境目のスジ彫りが埋まってしまうことがあるので、いつもこの段階でやっちゃっています。


↑ で、
MDプリンターでデカールを印刷!

今回、作ったデカールはこれとナンバープレートだけです。スポーツカーとかじゃないので、ごちゃごちゃと付いておらずシンプルでちょっと寂しいかも。
日産のエンブレムなどは社外品のデカールを使う予定ですよ。


↑ そしたら、そのデカールをリアに貼り付けました。

乾くのを待ってから...

↑ ウレタンクリアを吹きました!

いやー、やっとここまで来たなー、って感じです。
で、しばらく置いて、どんな様子か見てみたら...

↑ あれっ、リアバンパーが割れてる!!!! なんでだ????

どうやら、光硬化パテを使った箇所が割れたみたいです...。

紫外線が届かないくらいに厚く盛ってしまって、奥のほうがちゃんと固まっていなかったのかも。あるいは下地にちゃんと食いついていなかったのか。その状態でウレタンクリアが硬化して引っ張られ、耐えられずに割れたのでしょう。
うーん、ここまで来たのに、それはないぜっ!
まいった、まいった...。

今回はここまで!
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長らくいじってきたボディですが、塗装するところまであと少し!

まだやり残していた箇所を作っていきましょう。

(『新型プリメーラのすべて』より)
↑ 実車のフロント部分はこんな感じ。
このフロントグリルと、バンパー下のルーバーを作っていきます。


↑ バンパー下には穴を開けておいたので、その中にルーバーを作っていきます。

まず上下に0.5mm厚のプラ板を貼りました。でもピッタリ貼るわけではなく、少しスキマができるように0.14mm厚のプラペーパーで下駄を履かせています。

↑ 左右も同様に、プラ板を曲げたものを貼りました。


↑ そしたら、中段にもプラ板を接着!

ずれたりしないよう、自作の治具を使いました。

↑ その治具というのがこちら。スキマに入る太さのプラ棒を等間隔に並べて作りましたよ。これを裏側から挿し込んでいます。


↑ 最後に、縦方向の仕切りを接着!
実車では、ちょっと斜めになっているようなので、少し傾けて接着しました。


↑ はみ出した部分をカットして、シアノンでスキマを埋めたら、バンパー下のルーバーが完成!

当初は塗装が楽になるように、このルーバー部分は別体にしておくつもりでした。でも、試しに作ってみたらピッタリこの大きさのもの作るのは難しいと分かったので諦めて、ボディと一体にすることにしました。


↑ 続いてフロントグリルですが、まず四方にプラ板を貼りました。


↑ こちらもルーバーになるのですが、間隔が狭いのでやり方を変えて、厚さの違うプラ板を順番に斜めに重ねて接着したものをまず用意しました。
トラッド・サニーのフロントグリルを作ったときと同様なのですが、プリメーラの場合は少し角度がついていますよ。
こちらをフロントグリルの大きさに切り出して...

↑ フロントグリルの出来上がり!

ついでに、ヘッドランプも合わせてみました。モロモロが揃って、やっとクルマの表情が見えてきましたねっ!!

今回はここまで!
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