TS050 2019は、まず仮組みからです!
↑ とりあえず全体を仮組みしました。(2018年仕様のときも、ここまではやっていたんですが...)
パーツの合わせなどは特に問題なし。素晴らしい!
↑ 今回は複雑な改造などはしないつもりですが、ちょとだけ。左のドアを開いた状態にしようと思っています。ということで、そのスジボリに合わせて左ドアを切り離しました。ルーフのメッキパーツも左ドアに含まれているので、それも合わせて切り離しました。
↑ ボディ側は合わせてみるとこんな感じになりましたよ。
↑ さて、2018年仕様と2019年仕様の違いのひとつは、こちらのカナードになります。
2018年仕様はこのようにカナードがつきますが...
↑ 2019年仕様の組立説明図には、ここを切り離せとの指示が。
資料写真を見ると、確かに2019年のル・マンではカナードがありませんでした。
↑ ということで、ニッパーで切り離しました!
切り口や合わせ目などは、あとできれいにしておきましょう。
で、この複雑な形状のキットですが、タミヤの組立説明図では、バラバラに塗装(デカール貼り)して、それから組み付けるという手順になっています。
模型転倒虫さんは意地(!)でこの組立説明図通りに作って いましたよねー。デカールを4分割して貼っていたりして、かなり難儀されていました。
いやー、どう考えても私のスキルでは、そのやり方でやったらガタガタになっちゃいそう。できれば、ある程度まで組み立て・接着した状態で塗装とデカール貼りをしたいところ。
↑...と悩んでいたのですが、月刊モデルアート誌 2019年9月号の
SOFさん の作例で、それがバッチリ解決されていました!
色や主なデカールがある部分は『ボディ』『左右のゼッケン部』『フロントサスペンション上のカバー部(A25,A26部品)』と、バラバラだったパーツを最小限の単位まで先に組み立てるような手順にしていました。(あとはリアウィングとサイドミラーもありますが)
後ハメが不可能と思われたフロントウィンドウとルーフのメッキパーツは、ルーフのエアインテークパーツの下側をギリギリまで削ることで、後ハメ出来るように。スゴイ!!
模型雑誌の製作記事が実際に参考になることってあまり無いのですが、こちらはバッチリ、他の部分を含めて丸々参考になりました。ということで、TS050の役立つ製作ポイント・攻略法がガッツリ書かれているので、詳細はモデルアート誌を御覧ください。
なるほどねー、やれば出来るんですねー。
↑ SOFさんの製作記事では、フロントサスペンション上のカバー部品(A25,A26部品)はこの段階で接着しないというようになっていたのですが、ちょっと工夫して接着してしまうことにしました。
どうやったかというと、こんな感じで、上下に分割してしまいました。分割した上の部分はボディと一体になるので、こちらは先に接着してしまいます。
分割した下の部品はサスペンションのあいだに入り込むようなカバーなのですが、これが足回り組み付けの邪魔をしていたわけです。こちらは研ぎ出し後、足回り組み付け時に戻すようにします。
現代のクルマの空力パーツはここまで入り組んで複雑になっているということなんでしょうねー。
↑ ということで、ボディはここまで接着!
ルーフとフロントウィンドウは、SOFさんのやり方で後ハメできるようにしておきました。
バラバラだったパーツは、ボディと、左右のゼッケン部の3つだけになりましたよ。
これで、まとめて塗装とデカール貼りが出来るようになりましたね!
TS050のプラモを作っていると、最新のレースカーの構造がちょっと分かって、なかなか楽しいです。特にフロントから入った空気がフロントタイヤの後ろを通って左右に流れるようになっているというのがよく分かりました。
直前にマツダ787B(1991年)を作ったばかりだったので、それからだいぶ進化したんだなと感じました。まぁ、カッコいい・悪いとか、好き・嫌いというのは別問題なのですが...。
今回はここまで!
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次はこちらを作ることにしました!
↑ タミヤの『トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID 2019』です!
※箱絵横の説明分より※
《実車説明》世界の耐久レースを戦うためにトヨタ ガズーレーシングが開発したスポーツプロトタイプカーがTS050 HYBRIDです。カーボンモノコックにクローズドコックピットボディを架装。2.4リッターV6直噴ツインターボエンジンをミッドシップマウントし、前後車軸に搭載されたMGU(モーター発電機ユニット)をリチウムイオンバッテリーで駆動するハイブリッド四輪駆動車。高性能と優れた信頼性を武器に2018-2019シーズンに7勝をあげてシリーズチャンピオンを獲得すると共に、6月に行われる伝統の24時間耐久レースも2018年、2019年と連覇しました。
※※※※※※※※※※※
ということで、このキットは2019年仕様のTS050となります。
トヨタがル・マンで初めて勝った2018年仕様は同じくタミヤから『トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID』として先に発売されていました。2019年仕様は、そのキットをもとに仕立て直されたものになるようです。タミヤのキットで、箱絵が完成見本の写真というのは珍しいですよね。
↑ 実はその2018年仕様も、発売されてすぐに購入していました。こちらは仮組みまでしていたのですが、諸事情で中断していました。
↑ こんな感じで、仮組みまでしていました。でも最新のレースカーということで構造が複雑で、全然勝手がわからず、どこから手を付けていいのやら。
そして、調べていくうちに、キットには「24 LE MANS」「TOTAL」「WEC」などのデカールが入っていないことが判明。きっと権利関係で入れられなかったのでしょう。
↑ それを補う社外品デカールを、慌ててネットで予約注文。でもそれがなかなか届かなかったので、TS050の作成は後回しにすることにしました。
↑ 先ほどのデカールが届いたあと、今度は2019年仕様の社外品デカールが出るということで、じゃあそっち仕様にして作ろうかと思ってそのデカールを購入。
そしたらタミヤから2019年仕様のキットが改めて出るということで、そちらをまた購入しました。2019年仕様の純正品があるのに、わざわざ2018年仕様から社外デカールを貼って2019年仕様にするのも何か違う気がしたので。パーツの変更などがあれば反映されているだろうというのもありました。
...と、だいぶ遠回りと無駄遣いをしちゃいましたねー。まぁ、いいか。
↑ ということで、そのあいだに資料本はたくさん買い集めてありました。最新のクルマなのでネットにもたくさん画像はあるのですが、見比べながら作るには、やっぱり紙の本の方が見やすいですよね。ただ、買ったやつは2019年型と2018年型、さらにその前のやつの資料(写真)が混ざっているので、ちょっとややこしいですけど。
リンクさせて頂いている
模型転倒虫さん が
2018年仕様を先に作られて いますよね。私はちょっと出遅れてしまいましたが、その分、先人たちのやり方も参考にして作っていきたいと思います!
今回はここまで!
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マツダ 787Bの完成写真です!
(拡大します)
モデル・カーズ誌のミニカー紹介でアンフィニカラーのマツダ787Bを見つけて、これはいい!と作成することに。探したら、その社外品デカールが手に入ったので、そちらを使用しました。
この白地に緑のアンフィニカラー、オシャレだし、なかなかカッコいいカラーリングだと思います。
作成にあたって、大判デカールを貼るのを楽しみにしていたのですが、いざ始めてみるとルーフ部分など平坦ではないところのデカールの貼り付けは、なかなか大変でした。マークソフターを使って馴染ませていったのですが、どうしてもシワが寄ったり破れたり、思い通りには進みませんでした。
レースカーのプラモといえばエンジン部分が見せ所なのかもしれないですが、そこはスルーしてしまいました。エンジンを作るときには、ガッチリと"超精密!"ってくらいのものを作ってやろうという野望はあるのですが、それはまたいつの日にか。今回はカウルを閉じた状態で、白と緑のカラーリングを見てくださいってことで...。
ウィンドキャッチピンや牽引フックなど、エッチングパーツを使って精密感アップを狙ってみました。リベット部分にはアドラーズネストのリベットヘッドを使って、こちらもそれっぽく。ワイパーは社外品のエッチングパーツと真ちゅう線の組み合わせです。
時間がかかったのが、シートベルトの作成です。モデラーズの古いシートベルトセットを使って作成しました。別にすごく難しかったとかいうわけではなく、やったことが無かったので、作り始めるまでにウダウダしていたというだけです。組立説明図の通りにやったら、意外と簡単で、いい感じになってくれました。
リアウィング部分、下地の緑はデカールがないので自分で調色しました。ルーフ部分に貼ったデカールの緑と色を揃えたかったのですが、ピッタリとはいきませんでした。側面下のドライカーボン(?)部分の黄土色も、デカールと色がズレちゃいました。このあたりは今後の課題です。
キット自体は素晴らしく、普通に作れば全く問題なく完成するものでした。ヘッドランプ部分の奥行きが足りないという指摘もあるみたいですが、今回は日中帯のレース仕様にして、ヘッドランプはふさいでしまったのでそれは関係ありませんでした。ただ、上下を合体するところの噛み合わせが無いので、ガイドを追加するなどすればよかったかなと思いました。
この787Bと並行して初めてのフィギュア作成をしていたのですが、出来はいまいち...。一生懸命やってみたんですが、画像にするとパッとしないというか。
そういえば、厳密に言えばフィギュアを作ったのは初めてではなくて、ガンダム(当時)の1/20スケールのアムロやシャアとかのフィギュア以来でした。ガンプラブームのときに、モビルスーツのプラモは売り切れていて買えなくて、ホワイトベースとかフィギュアとか、不人気のそんなのしか作れなかったんですよねー。
あっ、でもそのあと『Dr.スランプ アラレちゃん』のプラモ(あったの覚えてる!?)もいくつか作ったから、それをフィギュアとしてカウントするならばそれ以来かな。
HP にも完成写真を載せましたので、そちらもご覧ください。
それではまた!
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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!
アンフィニカラーのマツダ787Bは完成まで、あと少し!
↑ ウィンドウのクリアパーツはこれだけで、ちょっとさみしいかも。でも、いつも作っている普通のクルマだとクリアパーツで失敗することが多いので、少なくて小さいのはありがたい!?
↑ そのウィンドウをボディにエポキシで接着しました。あと、本来とは違うのですが、ダッシュボードもボディ側に接着しました。
↑ リベット止めになっている部分はアドラーズネストのリベットヘッドを使って再現しました。メタルプライマーを細い筆で流し込んで接着しています。
↑ ウィンドウの周囲には、社外エッチングパーツの「ウィンドキャッチピン」を貼りました。これは、たまたま持っていた「ミノルタ トヨタ 88C-V」用ディテールアップパーツに入っていたやつを流用しました。
↑ シャシーにはまず、サイドポンツーン(?)を組み付けました。この部品、シャシーと合わせるところにダボがあったのですが、仮組みのときに間違って切り落としてしまって、あとハメする形になっちゃったものです。「悪くないだろう。時(とき)を戻そう。」ってわけにもいかず...。
あっ、あと、先端の赤い牽引フックも社外エッチングパーツに置き換えています。
↑ そしたら、上下を合体!
噛み合わせるところがなくて、ただ合わせるだけなので、エポキシ接着剤を塗ってから上下を指で押さえつけて固まるのを待ちました。ネジ止めにするとか、塗装の前にちゃんとやっておけばよかったですねー。
↑ タイヤを取り付けてから仮のディスプレイケースに固定して、フロントのカナードを接着しました。
あとはリアウィング、アンテナ、サイドミラー、ワイパーなどをくっつけるだけかな。
◎◎ おまけ ◎◎
↑ 実は、マツダ787Bと並行して、ハセガワの「コンパニオン ガールズ フィギュア」も作っていました。初めてのフィギュア製作で、ちゃんとブログ用に写真を撮りながら時間をかけて作っていたのですが、出来上がりはイマイチ....。発表しなくてもよかったのですが、せっかくだから完成写真を一枚だけ。なんでだろう、肉眼で見るぶんには、わりといい感じなのですが、画像で見るとなーんかパッとしないというか。
今後、プラモ製作の幅を広げるために、必然性があればフィギュアをまた作るかもしれないけれど、もうコリゴリ!?
今回はここまで!
次回は完成写真です!
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