ボディに吹いたウレタンクリアの硬化を待つあいだ、他のところを進めましょう。
まずは内装からです!


↑ キットのフロントシートです。

実車のフロントシートは前期型と後期型でヘッドレストの形状が異なっていて、こちらは後期型になります。

↑ ヒケや押し出しピン跡があったので、ラッカーパテで埋めました。背面はポケットが付くので全部は埋めず、下側だけプラ棒などで塞ぎましたよ。


↑ で、ファブリック(布張り)っぽい感じを出したくて、#500のビンサフを粗めに筆塗りしてみました。うまくいくのかな?


↑ さて、こちらはキットのドア内張りです。
ただ、どうもこれは前期型の形状のようです。『ブラックリミテッド』は後期型にしか存在しないので、このままではおかしいことになるんですよねー。あまり見えない部分だし、そんなに変わらないので、キットではそのままなのでしょう。
どう違うかというと、GTアペックスの前期型のドアトリムは樹脂ですが、後期型ではファブリック張りになって、アームレストも意匠変更されています。


↑ ということで、こちょこちょやって、後期型+αに改造しました!

上部はプラ板とパテで段差を埋め、スジ彫りのやり直しなどで、後期型の形状にしました。アームレストは前後を削って短くしました。
また、ウィンドウ開閉は手動式から電動式に変更。ブラックリミテッドではパワーウィンドウだったようなので、クルクル回すハンドルは削り落として、プラ板で作ったスイッチに置き換えました。

あとは、下部にプラ板を貼ってドアポケットを追加しました。布製のドアポケットはブラックリミテッドのみの装備だったようです。
参考にした資料に『ブラックリミテッドの専用装備』ってなっていると、無視するわけにもいかず、再現するのになんだかんだで時間がかかりました。ただ、このあたりは完成したらあまり見えないのかもねー...。まあいいや。

前期型と後期型の違いは、主に「ハチマルヒーローvol.32」を参考にしましたよ。

今回はここまで!
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ボディカラーを吹いたところからの続きです!


↑ リアのランプ上部分にシルバーを吹きました。実車の写真では、明るいところと暗いところがあるように見えたので、2色のシルバーで塗り分けてみました。


↑ そしたら、その上にクリアレッドを吹きました!

Mr.カラーの『クリアレッド』だけでは明るすぎるので、同じくMr.カラーの『GXディープクリアレッド』を少し混ぜています。
下に吹いたシルバー2色の塗り分けが、分かるかな!?


↑ さて、キット付属のデカールはこんな感じ。金色のラインがありますね。

赤いフロアマットはブラックリミテッド専用として、当時ディーラーオプションで用意されていたものだとか。(ハチマルヒーローvol.11より)



↑ で、そのデカールをボディに貼っていきました!
デカールを貼る前、黒一色のボディは、なんだかずんぐりしていたのですが、側面を一周する金色のデカールを貼ったら、いくらか引き締まって見えてきました。そういえば実車のハチロクが白/黒、赤/黒などのツートンカラーなのは、本来のずんぐりした形状を誤魔化すため、と聞いたことがあります。


↑ デカールの水分が十分飛んだところで、ウレタンクリアを吹きました!

1時間おきに3回吹きました。レンジローバーのときはうまく吹けなかったので、今回は慎重に吹いていきました。前回のレンジローバーのときは1回目を吹いたあとのエアブラシの洗浄が十分ではなくて、2回目以降の吹付けがうまく行かなかったんですよねー。なので今回は念入りに洗浄して、2回目以降を吹いていきました。
なので、まあまあ、いい感じに吹けたみたい。

写っていないけれど、ボンネット、ヘッドランプ、ドアミラー、ホイールも一緒にウレタンクリアを吹きましたよ。

今回はここまで!
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今回はボディカラーの塗装です!

『ブラックリミテッド』という名の通り、ボディカラーはブラックなのですが、ソリッドではなくメタリックになりますよ。


↑ キズもだいたい消えたようなので、ベースカラーの黒を吹きましょう。細かいモールドが埋まらないように、フロントグリルの「TRUENO」のロゴ部分やカウルトップ部分をマスキングしておきました。


↑ そしたら、ガイアのEX-ブラックを吹きました!

ボンネットなども同様に吹きましたよ。このあと、ボディカラーとなるフィニッシャーズの「WEST BLACK」をエンジンルーム部分とボンネット裏側などに吹いておきました。

↑ ボディカラー本吹きの前に、ボンネット、ヘッドランプのパーツを仮固定しました。

ボディカラーがソリッドではなくメタリックなので、色味の違いが出ないように、バラバラではなく一緒にしておきました。

↑ そしたら、全体にフィニッシャーズの「WEST BLACK」を吹きました!

このカラー、使い勝手がいい色なのでよく使っています。いわゆるブラックメタリックなんだけれど、メタリックが抑えめなのがいい感じ。でも、ずいぶん前に買ったやつで(10年以上前?)、エアブラシの前にうすめ液を混ぜてもダマが消えなかったりして、もう寿命なのかも。


↑ そのあと、デカールが貼りやすいように、ガイアのEX-クリアを全体に1回吹いておきました。
メタリックはクリアを吹かないと実際の感じが分からないんですよね~。
今回はここまで!
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引き続き、ボディ、外装部分を進めていきましょう!


↑ ドアミラーはヒケがあったので、シアノンで埋めておきました。

ちょっと小さい感じがするけれど、こんなもんなのかな?

↑ ボディ裏側の様子です。いつもと同じように、ホイールアーチ内側に目隠しを追加しました。ただ、これがあると、内装を入れるときに邪魔になるんですよねー。


↑ ボディとシャシーを合わせた状態のエンジンルームです。鉄板のデコボコしたところを表現すべく、奥側(バルクヘッド)にプラ板を貼ってみました。


↑ BMCタガネでスジボリを深くして、スポンジやすりでボディ全体に足付けしてから、1回目のサフを吹きました!

使ったのはガイアのサーフェイサー エヴォ ブラック(黒サフ)です。スジボリからBMCタガネがコースアウトしたところなど、キズが見つかったので、マークしておきましたよ。


↑ 見つかったキズは#500のビンサフを筆塗りして埋めて、ペーパーをかけました。

このあと、ペーパーをかけたところにもう一回黒サフを吹きました。
ボディは特に改造しないので、わりと順調かな?

今回はここまで!
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作り始めたAE86ブラックリミテッドですが、大きな改造はしないつもりです。でもその代わりに、細かいところを攻めていきたいと思っています!


↑ 足回り部分、キットではスプリングを入れるようになっていたのですが、グラグラするのは嫌だったので、外してしまいました。その代わりに、プラパイプを入れて高さを調整しました。


↑ リアには牽引フックを追加しました。0.6mm径の針金を折り曲げたものです。このあとメタルプライマーを塗っておきましたよ。


↑ 今回はエンジンルームを頑張ってみようかと思っています。そのあたりをディテールアップするパーツとして、こちらの『アドラーズネスト 六角ボルトヘッドM』を使うことにしました。


↑ まず、ストラットタワー部に、その六角ボルトヘッドを追加してみました。(まだ接着はしていません。)
どうでしょう、精密感がアップしそう!?


↑ あとは、エンジンルームの両辺をリューターで削って凹凸をつけて、そこにも六角ボルトを置いてみました。ゴチャゴチャ感が出てくれるかな!?

エンジン部分を作るのは
BRZのとき以来です(もう4年以上前かぁ...)。なるたけ色々詰め込んで、ギッシリ感、ゴチャゴチャ感が出るようにしたいと思っているんですが、うまくいくでしょうか...?

今回はここまで!
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しばらく間隔があいちゃいましたが、次に作るのはこちらにしました!


↑ アオシマの「トヨタ AE86 スプリンタートレノ GT-APEX ブラックリミテッド '86」です!
スパルタンな『黒』登場。トレノ・ブラックリミテッド 昭和61年初頭、人気のAE86トレノに限定車が追加されました。それがトレノ ブラックリミテッドです。生産台数は400台のみで、その名の通りブラック一色のボディカラーを身に纏い、各所に散りばめられたゴールドのピンストライプやエンブレム等が全体のフォルムを引き締めていました。
キットでは各部のエンブレムや内装の再現はもちろん、外観の特徴である純正14インチアルミホイールやエアロパーツも再現。テールランプ・ウィンカー類はクリアレッドとクリアオレンジで成型。窓枠マスキングシールも付属します。
(キット側面の説明文より)





↑ で、その実車がこちら。今年の1月に行ったオートサロンに展示されていたものです。(いま見ると、お客さんの数が"密"ですね...)
レストアされているのでしょう、かなりキレイな状態のクルマでしたよ。


↑ 現行型のトヨタ86をベースにした「86 BLACK LIMITED CONCEPT」のルーツとして展示されていたようです。このあと
実際に市販化されたようなので、こっちも作ってみたいなぁ。


↑ そしたらまずは仮組み!

パーツの合いなどは問題なさそうです。ゴールドのホイールは最初から塗装済みでした。
ただ、実はこのボディ、2個目のものです。


↑ こちらが1個目のボディで、分かりにくいですが、Aピラーの下あたりなどがヘコんでいます。

というのも、最初に仮組みをしてみたら、ボディの下側がすぼまっていて、シャシーもウィンドウも入りにくい状態でした。「よっしゃー、そういうときはお湯に入れて広げればいいんだよねー♪」と、熱湯へドボン。アチッ、アチッ、とか言いながらグッと広げたら、見事にすぼまりは解消されました。でも、お湯が熱すぎたようで、押さえつけた他のところがヘコんでしまいました...。

そのあと、再びお湯に入れて元に戻そうとジタバタしましたが、どうにもならず、アオシマに部品請求するはめに。


↑ 1週間後にアオシマから新しいボディが届きました。こちらは、はじめからピッタリとシャシーにハマってくれましたよ。

あーあ、ヌルめのお湯から始めればよかった...。

前途多難な船出 !?
今回はここまで!
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