今回はフロントの整形と、リアの下ごしらえです!


↑ まだ手を付けていなかったフロント部分ですが、感じをつかみたかったので、ヘコんでいるとこをシアノンで埋めて、鉛筆でヘッドランプなどの形状を描いてみました。

「新型ステージアのすべて」には『フロントフェンダーへと回り込むかのごとく極端な後退角を与えられたヘッドライト』なんて記述があるので、両サイドをだいぶ削っています。
...まだまだ全然だけれど、何とかなりそうかなという気がしたりしなかったり!?


↑ ボンネットは凹状になるので、両サイドに0.5mm厚のプラ板を貼りました。初代は凸状だったので、逆になるわけですね。だから貼る前に凸部分を削っておきましたよ。


↑ フロントウィンドウですが、窓枠の角が四角くなり、Aピラーも太くなるように見えたので、左右に1.0mmプラ角棒を貼って、新たな窓枠にすることにしました。


↑ そしたら、ボンネットを整形し、ヘッドランプの段差を作ってみました!

また、フロントバンパーの下にはエアインテークがあるので、リューターで彫り込んでいきました。プラの色がシルバーで、レジンとシアノンが白だから、色がバラバラで立体感がつかみづらいですねー。


↑ さて、リアはどうするかというところなのですが、初代と2代目では形状がだいぶ違うので、とりあえず全部埋めてしまうことに。まずは、リアウィンドウのクリアパーツを接着しました。リアランプなどの凹んだところには大きめの穴を開けておきました。


↑ そのあと、リア全体を覆うようにマスキング。


↑ 裏側はこんな感じ。


↑ そしたら、レジンを流しました!


↑ マスキングを外すとこんな感じ。

リアの形状は大きく変わりそうなので、ゴリゴリ削っても大丈夫なように
フロントと同じく裏側からレジンを流してしておきました。リアランプの凹み部分もあとから埋めるのは面倒なので、穴を開けておいて一緒に埋めてしまいました。白いプラに白いレジンで分かりづらいですが。ただ、ナンバープレートのところは中心線の目印になるので、レジンで埋まらないようにしていましたよ。
今回はここまで!
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やることは多いですが、まずは側面からやっていきましょう!


(カタログより)
↑ 実車の側面にはボディ先端からリアまで伸びる力強いショルダーラインがあります。

逆に言うと、側面のキャラクターラインはこれしか無くって、とてもシンプル。無意味では?っていうキャラクターラインがゴチャゴチャと入るクルマが最近は多いですよねー。まあ、それはそれでカッコいい場合もあるから、無意味ってわけじゃないんだろうけれど。

↑ そのショルダーライン、ただ削っていくだけでは再現できなかったので、1.0mm角プラ棒を貼って、そこを基準に作っていくことにしました。

裾(すそ)の部分は絞り込みがキツすぎる気がしたので、三角プラ棒を貼って、広げるようにしました。

↑ まずは、基準のプラ棒より上側にシアノンを盛っていきました。


↑ 下側にも同様に。少し多めに盛ってから、#180のペーパーで平らにしています。


↑ 左側がそれっぽくなってきたので、右側も同様にやっていきました。要領がわかっているので、効率よく半分くらいの時間で済みましたよ。


↑ そしたら、フロント部分、短くしてつなぎ合わせたところの段差を、これまた#180のペーパーでならしていきました。裏側にレジンを流しているので、貫通とかを心配せずゴリゴリと。

進んだような、進んでないような!?
今回はここまで!
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ホイールベースを伸ばし、フロントオーバーハングを短くしたボディですが、フロント部分はやることが多そうなので補強しておきましょう!


↑ 現状はこんな感じ。真ん中の伸ばしたところは、少しペーパーをかければキレイに繋がりそうですが、フロント部分はかなりいじる必要があります。


↑ ということで、フロント部分は大きく削り込む必要があるので、抜けないように裏側にレジンを流すことに。まずは、外に漏れ出さないよう、マスキングテープで覆っておきました。


↑ で、ボディの裏側にレジンを流しました!

使ったのは「Mr.キャスト2」です。傾きを変えながら、ちょっとずつ4回流しましたよ。
そういえば、
3代目プリメーラを作ったときも同じようにやりましたね。

↑ マスキングテープを剥がすと、こんな感じ。


↑ 少しスキマをあけてマスキングテープを貼ったので、表側のへこんだ部分にも少しレジンが回り込んでくれていますね。あんまりやり過ぎると、目印が無くなっちゃうんだけど。
これで、貫通したりすることを気にせず、ゴリゴリ削っていけそうです。


↑ 中央部分、ホイールベースを伸ばすためにくっつけたところにはシアノンを盛っていましたが、リタックスティックに貼った#180のペーパーで削って、平らにしておきました。


↑ さあ、ここからは実際に形を出していきましょう!

まずは、左側面から。窓枠の形状は修正する必要があるので、邪魔になるBピラー、Cピラーはニッパーで切り離してしまいました。


↑ 初代ステージアはショルダーラインに段があったんですね。2代目には無いので、0.8mm厚の目盛り付きプラ板を貼ってそこを埋め、シアノンでスキマを埋めました。

まだまだスタートしたばかり。

今回はここまで!
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キットが無いけれど作ることにした2代目ステージア。似せていくにしても、基本骨格が違っていたら限界があるので、そのあたりをチェックしておきましょう。

まずはベースにする初代ステージアと2代目ステージアの寸法を比べてみました。

| 初代 | 2代目 | 差 |
全長 | 4800 | 4765 | -35 |
全幅 | 1755 | 1760 | +5 |
全高 | 1495 | 1510 | +15 |
ホイールベース | 2720 | 2850 | +130 |
(単位:mm)
といった感じ。全幅と全高はあまり変わらないので、そのままでよさそう。
でも注目すべきは、全長とホイールベースです。ホイールベースが130mmも伸びているのに、全長は35mm短くなっているんですよねー。

これは、初代のエンジンが直6だったのに対し2代目ではV6となり、エンジン長が短くなったためフロントオーバーハング(前輪から前の部分)を短くすることができ、その分ホイールベースを伸ばして初代の欠点であった後席の狭さを解消させているということなんです。

ということで、まずはホイールベースを伸ばしましょう!

130mmの24分の1だから、130mm÷24≒5.4mmでしょうか。ボディを切り離して、5.4mm幅のプラ板を挟んで再接着、でもいいのですが、きれいに繋げられる気がしないのでボディをもう1個用意しましょう。

↑ ということで、もう1個キットを追加購入しました!

こちらは『オーテックバージョン260RS』と『25X FOUR』を車種選択できるやつでしたよ。
ボディだけ部品請求してもよかったのですが、時間がかかりそうだし、余った部品もジャンクパーツとして役立つことがあるので、キットごと買っちゃいました。

↑ 手前の白いのが追加購入したやつのボディです。
同じボディだけれど、色違いになっちゃいました。



↑ そしたら、切り離すところに6.0mm幅のテープを貼り、それに沿って目印の線を引いておきました。

なるたけ繋がりやすそうなところを選びましたよ。

↑ 目印をつけるのに使ったのは、こちらの『スジボリ用ガイドテープ』です。

これを2つのボディの同じところに貼って、ケガいておきました。伸ばすのは5.4mmだけれど、分かりやすく6.0mmでもいいでしょう。

↑ どちらにも目印の線が引けました。


↑ そしたら、線の手前を超音波カッターでカット!

↑ 長い方同士を合わせてみました。これでホイールベースが伸びたことになるわけです。


↑ 切断面をきれい整えてから、接着!

段差がつかないようにと、補強のため、裏側にはプラ板を貼りました。

↑ 表側にはシアノンを盛っておきました。


↑ フロントオーバーハングもやっちゃいましょう。
こちらも短くする箇所に目印をつけて...


↑ 超音波カッターでカット!


↑ 断面を整えてから接着!

そのままでは切断面がズレていて接着できなかったので、あいだに0.3mm厚のプラ板を貼って、接着面を確保しました。
この段階でチマチマやっていると、だんだん「やっぱやめようか?」となってくるので、あまり深く考えず、思い切って進めていきましたよ。

今回はここまで!
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