
Version Tではホイールがキットのものと違うので、その作成からです。

(モーターファンHPより)
↑ まず、こちらが実車の18インチホイールです。キットの19インチのものとデザインが違っています。歴代のオマージュとのことで、これはこれでカッコいいですよねー。

キットの19インチのものはそのまま使えないので、これを再現するのに流用できそうなものを探したのですが、適当なものが見つかりませんでした。

↑ ならば3Dプリントじゃ!ということで、3Dモデリングソフトで丸一日かけてデータを作成しました。
3Dプリントを使うのはレンジローバー バンデンプラのとき以来、3年ぶりくらいで久しぶり。また参考書を1ページ目から読み直して、何回目か分からない基本のペン立てのデータ作成、から始めました。今回も料金節約のため、リムはキットのものを使うことにして、ディスク部分だけにしときました。


↑ ネットでデータを送って注文して、届いたのがこちらです!

左の4個繋がっているやつの材料は前回までと同じ「アクリル(高い方)」で、右の1個だけのものは「レジン A1」です。「レジン A1」は新しい材料で料金も安めだったので、様子を見たくて1個だけ同時に注文してみました。でもこれがクセモノで、アクリルは3日くらいで造形完了となっていたのに、レジンは出来上がり目安の2週間を過ぎても出来上がらず、催促してやっと届きました。データ作成と注文は早めに行っていたのですが、出力品がなかなか届かなかったので足回りは後回しになってしまったというわけです。

↑ こちらの「アクリル(高い方)」は、いままでと同じなので、仕上がり具合はいつも通りです。積層痕はやっぱりあるので、キレイにする必要があります。料金は約4000円でした。


↑ 新しい材料「レジン A1」は、白いから表面の状態が分かりにくいですが、仕上がり具合は同じくらいかも。料金が安い(今回は1個だけですが約500円)けれど、ランナーを付けてはいけないという制限があったり、出来上がりが遅いのが難点ですね。次回以降、個人で注文する分には、やっぱり今まで通りアクリルでいいかなー。


↑ どちらも積層痕を消すために、スポークの側面はセラミックカンナ(マイクロセラブレード)で削り、表面は紙やすりでキレイにして、黒サフを吹きました。

↑ で、キットのホイールは超音波カッターで切断し、リムだけを切り出しておきました。3Dプリントしたやつは、裏側に軸として2.0mm径の真鍮線を差しました。


↑ それぞれ、切り出したリムを接着!

接着にはシアノンを使いましたよ。

↑ ガイアの「サーフェイサーエヴォ ガンメタ」を吹いてから...

↑ Mr.カラーのスーパーアイアン2を吹いて、日産のロゴのデカールを貼り、ホイールが完成!
粗さもあるけれど、まあいいでしょう。







さて、今回はキットのタイヤとホイールのリムをそのまま使いたいと考えたので、キットの19インチ仕様と同じ外径でホイールを作成してしまいました。なので、ここで間違いが一つ。
加えて、タイヤ幅も実は違っていて、しかも18インチは前後とも同じ幅なんですよねー。
(参考)実車のタイヤサイズ
19インチ仕様:前255/40R19 後275/35R19
18インチ仕様:前後とも245/45R18
なので、タイヤ幅が違っていたということで、二つ目の間違い。
ホイールの外径が違うのは分かっていたのですが、タイヤ幅については製作中に気付いたけど幅を狭めるとかは面倒なのでそのままにしてしまいました...。

あーあ、わざわざVersion T仕様を再現するために色々やっていたのが全部破綻している!?
まあいいや、今回はここまで!

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